広島電鉄 5100形 5110号 超低床車「グリーンムーバー・マックス「max」」 宇品線  広島市南区広島港~広島駅 ♯広島 ♯広島県 ♯広島市 ♯広電 ♯市内電車 ♯路面電車 ♯電車 ♯宇品線

    開発コンセプト
    5100形グリーンムーバーマックスの開発コンセプトは、「ULTIMATE(アルティメート)究極の+URBAN(アーバン)都会的+USER FRIENDLY(ユーザーフレンドリー)お客様にやさしい」という3点を重視しました。
    開発プロジェクトは、この3つの頭文字から「U3プロジェクト」と名付けられ、近畿車輛株式会社、三菱重工業株式会社、東洋電機製造株式会社の3社が広島電鉄株式会社と共同開発した国産初の完全超低床車両です。

    広島電鉄 5100形 5110号 超低床車「グリーンムーバー・マックス「max」」 宇品線  広島市南区広島港~広島駅 ♯広島 ♯広島県 ♯広島市 ♯広電 ♯市内電車 ♯路面電車 ♯電車 ♯宇品線20250701 @akibingo

    5100形グリーンムーバーマックス
    車両イメージ
    製造年 2005年~08年
    編成数 10編成(5車体3台車)
    定員(座席数) 149人(56人)
    自重 33.9t
    最大寸法(長さ×幅×高さ) 30,000mm×2,496mm×3,645mm
    電気方式 DC600V
    台車 4輪独立台車
    主電動機 三相かご形誘導電動機 100kw×4台
    制御方式 VVVFインバータ制御
    ブレーキ方式 回生・発電ブレーキ併用油圧ディスクブレーキ、保安ブレーキ デッドマン機能付き
    補助電源 三相 AC440V/DC24V
    冷房装置 屋根置集中ユニット式
    床高さ 360mm(車内フロアー)、330mm(入口部)
    最高運転速度 60km/h(設計最高80km/h)
    加速度 3.5km/h/s
    減速度(非常) 4.8km/h/s(6.0km/h/s)
    車体製造所 近畿車輛、三菱重工業、東洋電機製造

    導入の経緯
    ドイツから計12編成導入された超低床車両「5000形グリーンムーバー」は、多くの利用者から好評を得ており、社会的に見ても公共交通機関の「都市の装置」としてバリアフリー化が進む都市づくりに欠かせない重要な役割を担うことになりました。
    当時、熊本、広島と外国製の超低床車両の導入が相次いだため、国産車両の開発気運が高まり、2001年より国土交通省指導のもと日本の鉄道車両関連メーカーによる超低床車両の開発が始まりました。この開発プロジェクトは3年の歳月をかけ、超低床車両において最も重要な装置である車軸のない専用の台車を完成させました。
    その後、この台車をベースに国内メーカー3社(近畿車輛、三菱重工業、東洋電機製造)と広島電鉄による超低床車両の共同開発プロジェクトが進められ、2005年3月30日、ついに国産初の完全超低床車両「5100形グリーンムーバーマックス」がデビューしました。

    運用状況
    2008年までに導入された10編成については、5101号が2号線(広島駅~広電宮島口)で、5102号~5110号は1号線(広島駅~紙屋町東~広島港)で運行されています。
    宮島線を走る5101号は「広島観光インフォメーション電車」として、広島・宮島のさまざまな観光情報を車内で紹介しています。広島の名所が車体側面にラッピングされた電車を見かけたら、ぜひご乗車ください。

    ネーミングの由来
    5000形グリーンムーバーは都市内の移動をスムースにすることをテーマとしましたが、5100形グリーンムーバーマックスは、グリーンムーバーの利用者の要望を取り入れ改善した、快適性・信頼性・利便性を“究極まで”追及することをテーマとしました。

    5000形グリーンムーバーとの違い
    通路幅の拡大
    5000形グリーンムーバーの台車部の通路幅830mmに対して、5100形グリーンムーバーマックスは先頭台車部880mm、中間台車部1120mmとし、車内の通行性が向上し車椅子やベビーカーの移動がスムースになりました。
    座席数の増大
    5100形グリーンムーバーマックスは、5000形グリーンムーバーの座席数より10席多くなっております。このため座席は台車部の座席を工夫してベンチシート型を多く採用しました。
    信頼性とメンテナンス性の向上
    5000形グリーンムーバーはドイツ製のため、修理の際の部品調達などに時間がかかりましたが、5100形グリーンムーバーマックスはほとんどの部品が国産品であり、迅速な対応・供給を目指します。
    車両デザイン
    車両形状
    広島の街にふさわしいフレンドリーでやさしさを感じることができる車両を目指してオリジナルにデザインされました。丸みを帯びた先頭形状、ブルー系のライトグリーンとホワイトを基調にした明るくすっきりしたカラーリングが国際平和文化都市・広島の景観に溶け込みます。
    車内インテリア
    照明はダウンライト、シートは広島のシンボルである「もみじ」をあしらったグリーンを基調としたデザインで、またスタンションポールには暖色系のイエローを採用し、車内全体がナチュラルテイストで落ち着いた「癒し」の空間を表現しました。
    受賞歴
    第4回日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞
    2005年グッドデザイン賞
    2005年ひろしまグッドデザイン賞大賞(ユニバーサルデザイン賞)
    2006年鉄道友の会ローレル賞

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