広島電鉄 1900形 1901号「東山」 800形 811号 宇品線  #広島 #広島県 #広島市 #広電 #広島電鉄 #市内電車 #京都市電 #路面電車 #ナニワ工機 #電車 #車両

1978年に京都市電が廃止となったのを受け、京都市交通局から購入しました。屋根の両サイドに取り付けられた前照灯と車体中央のオレンジのラインが特徴です。各車両に京都にちなんだ愛称を募集したところ、約9,000通にのぼる応募があり、それぞれ以下の名前が付けられました。
1901号「東山」、1902号「桃山」、1903号「舞妓」、1904号「かも川」、1905号「比叡」、1906号「西陣」、1907号「銀閣」、1908号「あらし山」、1909号「清水」、1910号「金閣」、1911号「祇園」、1912号「大文字」、1913号「嵯峨野」、1914号「平安」、1915号「鞍馬」

広島電鉄 1900形 1901号「東山」 800形 811号 宇品線  #広島 #広島県 #広島市 #広電 #広島電鉄 #市内電車 #京都市電 #路面電車 #ナニワ工機 #電車 #車両 20250729 @akibingo

製造年 1957年
両数 15両
定員(座席数) 85人(36人)
自重 18.5t・18.51t・18.61t
最大寸法(長さ×幅×高さ) 12,880mm×2,440mm×3,814mm・3,815mm
車体製造所 ナニワ工機

広島電鉄1900形電車(ひろしまでんてつ1900かたでんしゃ)は、1978年に京都市電(京都市交通局)より広島電鉄に移籍、在籍中の路面電車車両である。

概要
京都市電の1900形電車を譲受した車両で、1977年10月の河原町・七条線廃止時に1904・1908号が先行して移籍。京都市電全廃後の1978年9月以降に残りの全車が移籍し、15両が出揃った。同時に1916号から始まっていた車両番号を1901 – 1915号に整理している。

主な改造箇所としては、正面部は行先表示器の大型・電動化、京都時代についていた前面上部の「ワンマンカー」行灯の撤去、運転台の窓下に青色のワンマン表示板が設けられたほか、ヒサシの取付、中央窓のHゴム化が行われた。当時の広島電鉄の車両は正面腰部に黄色菱形の警戒塗装が施されていたが、本形式はその対象外となり、1980年代は広告車両としても多く使われていた。

車体の全面的な補修も行われた。側面部はベージュ一色だったドアを車体と同じ塗り分けに変更し、また前後扉からの改造時に埋められていた中扉脇の広い吹き寄せに車掌用小窓を取り付け、1908号以外は旧後扉部の締切窓を開閉可能にするなどの改造が施された。現在でも京都市交通局の局章をあえて各車両ドア付近に残している。オレンジ色の帯は1908号の登場当初は京都時代よりも明るい色だったが、後に現在の色に変更された。

前面・側面の系統板受け下部の広告を取り付ける部分に、1両ずつに京都にちなんだ愛称板を取り付けた。最初に登場した1908「あらし山」と次の1904「かも川」(実車の表記はひらがなを用いている)は広電が命名したものだが、3両目以降は広電が選んだ京都にちなむ地名20候補から、利用客に対するアンケート投票を実施。約9,000通を集めた中から上位を獲得した13点が採用され、各車両に掲出された。語尾の「号」は、付けている車両と付けていない車両が混在している。

屋根上部は、集電装置をビューゲルからZパンタに交換。台車、電動機などの駆動部は京都時代から変わりない。

改造
登場当初は中扉について各車で違いがあり、1901・1903 – 1905・1907 – 1910・1914については木製タテ棧2本、1906号については木製タテ棧なし、1902・1911 – 1913・1915号については軽金属製であった。2000年代に前扉・中扉ともアルミ製に交換された。

路面電車としてはかなり早い段階で冷房改造が行われた。最初に1980年の運転開始当初より1901・1913号は富士電機直流駆動方式(25,000kcal/h×1)で改造。構造は、バス用クーラーのコンプレッサーを直流600Vモーターで駆動する構造であった。翌年の1981年7月に1902 – 1904号の3両が、三菱電機のCU127分散型(10,500kcal/h×2)で改造。1982年に残りの全車が、三菱電機の直流交流変換駆動方式(三菱MDA方式)CU77A集中型(21,000kcal/h×1)で冷房改造された。その後、三菱MDA方式による冷房改造は標準的な物になっている。前述の1901・1913号はクーラーユニットが屋根上などに見当たらず、非冷房車との識別が外見上困難な特徴があった。しかし構造が特殊であることと冷房能力に問題があり、後日CU77形に換装された。ただし他のCU77形を搭載する車両は冷房補機を床下に置くが、1901・1913号に関しては冷房補機を屋根上に置く形に変更された。

2000年代には落雷事故を受けて避雷針が更新された。また砂撒き設備が車掌台の場所に設置された。

愛称板については2001年頃から掲出を止め、系統番号のプレートとその愛称板を掲出する台だけが残された時期があったが、2006年3月に愛称板を新調し復活。現在も使用されている。

また床材も木製板張りからリノリウムへの変更も行われている。

広島電鉄800形電車(ひろしまでんてつ800かたでんしゃ)は、1983年(昭和58年)に登場した、広島電鉄の路面電車である。

製造年 1983年・87年・90年・92年・97年
両数 14両
定員(座席数) 91人・69人(37人)
自重 21.0t・21.3t
最大寸法(長さ×幅×高さ) 13,500mm・13,680mm×2,450mm×3,820mm
車体製造所 アルナ工機

当時最新の技術を採り入れた軌道用車両です。3500形をモデルに省エネ・低騒音・乗り心地の向上を目指して製造されました。超低床車両を除くと単車として唯一、回生ブレーキを備えています。

概要
1983年に700形(2代)に次いで登場した路面電車。1997年(平成9年)までに14両が製造された。製造当初の車体は、同時期に製造された700形(2代)と殆ど同じだったが、集電装置をZパンタに変更、三菱電機製[8]の回生制動付電機子チョッパ制御に変更、駆動系を平行カルダン駆動に変更し、台車の軸バネにシェプロンゴムを採用した。最初の2両のみ700形と同時期の製造となったが、以降の12両は700形の製造終了後に増備を開始しているため、後述するように各所が異なっている。

製造期間が長期にわたったため、時代時代の連接車のデザインを取り入れ変化しているが、駆動系の機器などに大きな変更はされていない。2014年現在、700形とともに市内線の主力車両として白島線を除く市内線全線で使用されている。(運用の都合で白島線での運用実績はある)

広島電鉄は新造車に軌道線・鉄道線ともども連接車を積極的に導入しており、単車体のボギー車の新形式は2022年現在、本形式が最後である。

2018年より機器更新が開始されており、施行車はVVVFインバーター制御方式に改められている。

各車概要
801, 802
1983年に2両が製造された。デザインは700形(2代)の流れを汲むもので、前照灯・尾灯が縦に並んでいる。塗色は700形に準じ、他の800形に比べ緑帯が太いものになっているが、700形に比べると側面幕板部にラインがある点が異なる。方向幕周辺も700形同様白地であり、以降の車輌と異なる。また運転台周りも異なり、速度計の最高指示速度が60km/hとなっている(他の800形は速度計が80km/hタイプ)。800形に後付の速度制御装置はこの2両のみ設置されていない。
803, 804
1987年(昭和62年)に2両が製造された。前回の製造から間が空き、700形製造終了後の製造となった。3800形前期型に準じたデザインに変更され、前照灯・尾灯が横に並んだデザインに変化した。
805 – 808
1990年(平成2年)に4両が製造された。前照灯・尾灯が角形となり、3800形後期型に類似しているが、ワイパーは3900形と同様のものが使用されている。このグループ以降は側面の窓サッシが黒色となっている。
809 – 812
1992年(平成4年)に4両が製造された。デザイン的には805 – 808とほぼ変わらないが、前面方向幕下にあった横桟と方向幕左右にあった縦桟が廃止され、フロントガラスが完全な1枚構造になっている。バックミラーの取り付け位置は側面に移った。運転台仕切板の遮光カーテンが左右スライド式のアコーディオンカーテンから上下スライド式の幕式カーテンに変更となっている。810のみ、緑帯が側面のみやや太くなっており、側面の両端で細くすぼまる形になっている。また、この車両から車内の車両番号銘板文字体が変更となっている。
813, 814
1997年に2両が製造された。デザイン的には3900形に近く、ライトケースが車体と同色となり、外板と面一になった。なお、運転台周りがそれまでの805 – 812とは多少異なり、運転台デスクが同じ茶色となっているものの、それまでのレザー張りではなくなっている。
運用

この節には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2017年1月)
801・802・805・807・810 – 814は千田車庫に配属され、1号線・3号線・5号線・7号線に、803・804・806・808・809は江波車庫に配属され、6号線・8号線で運用されている。しかし、他の車両の整備時や運用に大幅な乱れが生じた際には融通する場合がある。江波車庫配属の車両は定期整備明けには1週間程度、足慣らしとして千田車庫管轄内の1・3・5・7号線で運用される。また、以前では江波車庫配属の700形・800形が定期整備に入ると千田車庫配属の800形が貸し出され、6号線・7号線(2019年3月まで江波車庫管轄内)・8号線の運用に就く例がよくあったが、近頃では少なくなっている。

各車状況
特記がある場合を除き、2022年1月現在の状態を示す。

車番 竣工 所属車庫 塗装色 備考 写真
801 1983年12月24日 千田車庫 標準色

801号
802 1983年12月24日 千田車庫 広島県警のキャラクター「モシカ」のラッピング電車(部分広告車)

802号
803 1987年3月 江波車庫 標準色

803号
804 1987年3月 江波車庫 標準色

804号
805 1990年9月 千田車庫 標準色 制御装置更新 行先表示機がLED式に変更

805号
806 1990年9月 江波車庫 標準色 制御装置更新 行先表示機がLED式に変更

806号
807 1990年9月 千田車庫 標準色 行先表示機がLED式に変更

807号
808 1990年9月 江波車庫 標準色

808号
809 1992年4月 江波車庫 標準色

809号
810 1992年4月 千田車庫 標準色 側面帯が他車と比べ幅広

810号
811 1992年6月 千田車庫 標準色

811号
812 1992年6月 千田車庫 標準色

812号
813 1997年2月 千田車庫 標準色

813号
814 1997年2月 千田車庫 標準色

814号
2017年度に805に対して制御装置の更新が行われた。

2019年度に806に対して制御装置の更新が行われた。

2024年度に807号に対して行先表示機をLED式にする変更が行われた。

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