【検証】関越&新三国が通行止め…群馬→新潟は何時間で越境できるのか?実況&解説
現在 走っているのは関越自動車道(字幕推奨) 群馬県側から新潟県へ向かう一般的なルートは、 大多数が関越トンネルを抜けるか併走する国道 17号の新三国トンネルを通過します 実際、日常の移動のほぼ全てが この県境のトンネルに依存していると言ってよいでしょう では、 もしこの2つのトンネルが同時に通行止めになったら、 その時、群馬から新潟へ現実的に移動するには どれくらい時間がかかるのか? 地図上の理屈ではなく 実装で確かめます。 検証条件は明確です 。 出発点は群馬県沼田市 関越道の沼田インター、到着点は新潟県湯沢町越後湯沢駅前 関越トンネルも新三国トンネルも使わず所要時間を計測します 沼田市は群馬県北部の拠点都市、市街は利根川・片品川がつくる河岸段丘上に形成されています 国道120号は日光・中禅寺湖へ至る「日本ロマンチック街道」の一部 中心市街は段丘上に展開し、旧城下町の街路を基盤に現代の幹線が重ねられています。行政・商業機能が集約する区間です 段丘上の中心部から沼田駅(上越線)へは高低差を降りるアプローチ。 鉄道跨線橋は線形優先で半径の大きい曲線が採られる 国道291号は沼田〜みなかみ〜湯沢方面を所管する“谷川連絡”の性格。豪雪地の生活・観光動脈です。 ここで広域幹線の国道17号(高崎市・新潟方面)と交差します。 国道145号は吾妻川沿いの谷を東西に貫く路線。 段丘面から谷底平野へ移る勾配。交通流は観光・生活・物流が混在し、時間帯で変動します。 この辺りは沼田市の西端部 高山村は北・西を山に囲まれ、生活軸は国道145号と吾妻川に沿います。 ロックハート城は1829年に英国で建てられた建物を移築・復元した施設で、日本ロマンチック街道沿いの観光拠点。1993年に高山村で公開されました 地表側の道路は地形追従のため、新幹線とは構造分離されています。 人口約6,900人(2020年)・村のもっとも低いところでも標高約420mであり、もっとも高いところは標高1250mを超える 吾妻川の段丘面へ下る区間で、谷沿い特有の縦断勾配が連続します。吾妻川は全長約76km、利根川の主要支川です 中之条町は人口約1.56万人。四万温泉や中之条ダムの湖水景観など観光資源が豊富 353号は四万川流域の生活・観光動脈で、吾妻川に合流する支流四万川の谷に沿います。 JR中之条駅は特急「草津・四万」の全列車が停車する吾妻線の中間拠点駅 Y字交差点国道14号と35号と分岐 吾妻線は谷底平野を縫う線形で、道路と高頻度で近接します。2014年に八ッ場ダム事業に伴い付け替え新線が開業しました。 中之条バイパスは中之条駅を避けたルート 東吾妻町は人口約1.3万人、町域の中央を吾妻川が東西に貫流します。 町役場・商業施設の集積により昼間交通が集中。河岸段丘上の平坦地に市街が広がります。 旧・吾妻町の中心駅。地域通学・通院の拠点で、バス乗継の結節点にもなります。 橋梁で河道を越えると土地利用が低密度に変わます 吾妻川は長さ約76km。上・中流は峡谷景観が続き、観光資源としての価値も高い河川です。 郷原は集落規模の駅で、地域の生活足として機能。 地域高規格道路の接続は広域分散を促し、幹線の渋滞緩和に寄与します。 上信自動車道は、145号の交通負荷を緩和します。 八ッ場バイパスは2010〜2011年に全線開通、2014年以降は旧道の一部が国道指定解除され、こちらが現道に。 「吾妻峡温泉天狗の湯」が併設されている 長野原町は八ッ場ダムの立地町。 堤高116mの重力式コンクリートダムで、総貯水容量は約1億m³級。周辺はインフラツーリズムの人気スポットになっています。 ダム建設に伴う地域振興施設で、湖上遊覧や資料館見学との回遊性を高めています。 湖畔段丘から台地へ上がる区間 須賀尾峠や東吾妻町を経由しながら終点の高崎市・君が代橋西交差点へと至る 谷地形に対応したアーチ橋で、湖岸の景観資源のひとつ。ビューポイントが多数設定されています。 長野原草津口は草津温泉への玄関口。付け替え新線開業後は駅前動線が再編されました。 吾妻川を跨ぐこの橋を越えると、草津温泉街の玄関口へ。以後、勾配は明確な上り基調となる。 長野原町周辺はR145(沼田〜中之条方面)、R406(高崎・倉渕方面)、R292(草津〜志賀高原)への分岐点。山間交通の結節点として機能する。 R292は1970年の指定後、志賀草津道路区間の無料化を経て観光路線として定着。 草津町中心の標高はおおむね1,200 m台。最高地点2,172 mまで一気に約1,000 m近くを稼ぐ山岳路で、平均斜度は区間によって5–7%前後 草津町の人口は約6,000人。標高の高さと湯量の豊富さが居住・観光の両面を規定する。 路面溝で音階を鳴らす「メロディーライン」一定速度で走行すると草津節が聞こえる仕掛け。観光路線らしい演出ポイント。 標高約1,200 m台、R292沿いの総合拠点。観光案内・ベルツ記念館・売店を併設し、草津観光の玄関口として24時間利用できる設備 このゲートを抜けると温泉街の案内標識が増え、交通は観光流入に合わせてロータリや一方通行が多くなる。 草津街道は草津―長野原―中山道(江戸)方面を結んだ歴史道。現行R292の導入以降は観光・生活道路として役割を分担。 ここから「日本国道最高地点」へ向けて本格登坂。 ゲレンデトップの標高は約1,600 m。湯畑からの近さと「滑って即・温泉」の動線が特長。 九十九折れの先に高所帯。火山地形ゆえの急峻な尾根—谷の繰り返しで、路肩の風が強まることがある。 草津白根山東麓の硫気地帯。火山ガスの影響で立入・停車規制が敷かれる場合がある。最新の規制は火山警戒レベル次第で変動。 弓池は草津白根山直下の小規模火口湖 周辺には行政境界の未定区間が残ることが公的資料でも注記されている 噴火警戒や通行規制に応じ、停車禁止や区間閉鎖が設定されることがある。 山田峠はR292の稜線上に位置する分水嶺ポイント。ここに落ちた雨は北へ行けば日本海、南へ行けば太平洋側へ注ぐ。 標高2,172 m。到達証明書は渋峠ホテルで発行され、ツーリングの聖地的存在。 県境の峠を越えて志賀高原エリアへ。温泉・スキー・高原観光が主産業。 横手山の山頂は2,307 mで、国内スキー場としても最高標高帯。 志賀草津高原ルートは「陽坂ゲート〜草津天狗山ゲート」が冬期閉鎖区間。 標高約1,700 m帯の温泉地。翡翠色の湯が特徴で、スキー場やホテルが隣接。 湖畔に宿泊施設が面する静かな温泉ポイント。志賀高原の池沼景観と一体で楽しめる。 旧・志賀高原ロープウェイ蓮池駅舎を再生した交通・観光ハブ。大型P、売店、飲食、バス発着の機能を併設されている 長野県道471号は蓮池(R292交点)〜奥志賀高原へ至る志賀高原内の主要県道。 横手山・熊の湯・一ノ瀬〜奥志賀にかけてはスキー宿泊・レストラン等の集積地帯 県道502号は山ノ内町〜栄村をむすぶ一般県道。かつての有料道路「奥志賀スーパー林道」 木島平村の2020年人口は4,375人。 栄村の2020年人口は1,660人。「秋山郷」を抱える豪雪・山間の村で、高齢化率が高く、人口減少が進む地域でもある。 冬期は県道502および秋山林道系が長期閉鎖区間 大滝駐車場 「雑魚川の大滝(ざこがわのおおたき)」は落差およそ25 m。豪雪と雪解け水が作る渓谷美が見どころ 見通しは樹間とカーブで断続するため 速度管理と側方間隔の確保が前提となる。 残雪は例年8月下旬ごろまで残り、残雪は例年8月下旬ごろまで残り、 秋山郷は新潟・長野県境にまたがる山村群の総称。豪雪と急峻な地形が生活・交通を規定する。 河原を掘ると湯が湧く自噴温泉で知られる地区。 R405は歴史的に未供用区間を抱える長距離ローカル国道。実移動は新潟・長野側の谷道が主軸となる。 河岸段丘の微高地に居住が集約。降雪期は戸口除雪と生活動線の確保が最優先課題。 観光流入のピークは紅葉期と豪雪期。小規模宿の分散配置が地域経済を支える。 行政エリアは変わるが、流通・医療・学区の一体性が強い地域。 中津川は信濃川の主要支流。 廃校活用の宿など、文化資源の再生が進む地区。少子高齢化下での観光と定住の両立がテーマ。 信濃川水系の発電用ダム。ダム湖は融雪期に水位変動が大きく、下流の流量調整に寄与。 津南の中心は信濃川沿いの段丘上。R117は清津川や信濃川と交錯しつつ、長野—十日町—小千谷方面の基幹幹線。 R405はここで市街交通と分離。 信濃川(長さ約367km)は日本最長の河川。広い氾濫原と段丘が特徴的。 雪処理動線を前提に区画が設計され、道路幅員と消雪設備が生活インフラ。 十日町市は中央を日本一長い河川である信濃川が流れ、十日町盆地とともに雄大な河岸段丘が形成されている R353は山間越えの広域連絡。以後、十二峠を越えて魚沼側へ抜ける。 少しずつ上り勾配へ。谷底から稜線へ向かう登坂帯 火山岩の冷却収縮で生じた柱状節理が連なる景勝地。 県境越えの要衝。 南魚沼市は(六日町、大和町、塩沢町)が合併して誕生した。 上越新幹線 越後湯沢~浦佐間 立体交差化により踏切待ちがなく、広域幹線の流れを維持。 この地点は国道17号との結節部であり、標識には「17」のみが強調されるが、実際には国道353号との重複区間に当たる。 交通上は国道17号の一部として認識されやすいが、法的には国道353号の指定区間も含まれている。 石打丸山スキー場で知られる地域。沿道は宿泊・レンタル・駐車場が密集。 湯沢町は人口約7500人、雪国観光圏を構成する自治体の一つ 清水トンネル群に導かれる山岳縦貫のコア区間。 冬季営業の臨時駅で、ゲレンデ直結の導線を提供 市街の交通へかわる 越後湯沢は上越新幹線・JR上越線・関越自動車道が収束する交通結節 豪雪地形ゆえ除雪インフラと歩行動線が発達している
関越・新三国トンネル“無し”で群馬→新潟を越境すると、実際どれだけ時間がかかるのか?
本動画では【沼田IC → R145 → R292(草津〜渋峠)→秋山郷・R405 → R353(清津峡・十二峠)→ R17 → 越後湯沢駅】という「非常時の第二動脈」を実走検証。標高2,172m(国道最高地点)、冬季閉鎖区間、火山規制、豪雪路の勾配・線形・所要時間を、実況+解説で丁寧に追っています。
代替ルートの現実性:観光期・降雪期・噴火警戒時は条件が厳しく、“通れる日・時間”が限られる
地形と道路設計:渋峠・十二峠は長い登坂+急カーブが連続。交通は谷・段丘・稜線で大きく変化
観光資源の密度:草津温泉・志賀高原・秋山郷・清津峡を一筆書きで通過する唯一無二の体験性
3件のコメント
通行止め迂回の場合、みんなが迂回して周辺道路が大渋滞になるから時間検証にはあまり意味がなさそう
(「○○時間以上かかる」って程度にしか…)
3.11地震の時、常陸大宮から宇都宮、普段なら一般道で1時間ちょいを、5時間かかった
群馬から山脈越えるルートは分断国道だらけで選択肢が殆どありませんね。今回通った国道405号は途中が未成のままですし、本来一番近かったであろう国道291号は開通早々に不通になったまま放置されていますし。
真冬だと現実的には新潟中央ジャンクション経由か上越ジャンクション経由になるんでしょうね