【GW直前】北海道を代表する名物の豚丼は、なぜ大人気グルメまで登り詰めたのか?発祥の店が語る90年前の秘密と意外過ぎる原点に迫る!・・・もんすけ調査隊「今日ドキッ!」2026年4月24日放送

依頼者(Kiriさん・20代・東京都品川区)
「十勝の豚丼が、いつどこで誕生したのか?そして、なぜ有名になったのか?調べてください」

滴る脂…、炭火で焼く香ばしい煙…北海道を代表する『豚丼』。
誕生から、およそ1世紀。
道民に愛され、今や北海道グルメの頂点に君臨する郷土料理だ。

しかし、その影に『あの高級食材』への熱い憧れがあったことは、
意外に知られていない。調査員は、さっそく帯広へ飛んだ!

調査員
「ありました!あちらに大きな豚丼の看板があります!」

帯広市内を調査すると、専門店はもちろん、
居酒屋、バー、天ぷら店でも豚丼が幅を利かせているではないか!

帯広に本店を構える人気豚丼店『いっぴん』。
国産の厳選豚にこだわり、
タレを二度くぐらせて焼く調理法が、食欲を刺激する。

東京からの観光客
「帯広に来たら豚丼かなと。東京には豚丼屋があまりないので」
地元の常連客
「2~3週間に1回は来ている。たまに疲れた時に体力がつく」
いっぴんを運営するソラチ 千葉伸一 課長
「帯広の人間にとっては、子供の頃から当たり前に食べているご飯のメニュー。ひと言で言うとソウルフード。」

帯広市民の生活に深く溶け込んだ、
この「ローカルフード」が、なぜ、全国区になったのか?
そこには、将棋界の『勝負飯』が深く関わっていた。

帯広市地域おこし協力隊 吉田萌葵さん
「2010年の第21期竜王戦で、渡辺竜王が対局前日から当日にかけて豚丼を選んだ」

豚丼は、居飛車穴熊が代名詞の渡辺明9段が
「勝負飯」に選んだことで全国にも知られるようになり、
世代を越えて受け継がれる食文化として、
文化庁が『100年フード』に認定した。
そのルーツを辿ると、さらなる驚きの真実が待っていた。

帯広百年記念館 大和田努 学芸員
「こちらが晩成社の3幹部。1885年(明治18年)頃から豚を飼い始めたという記録がある」

明治の頃、十勝地方を開拓した依田勉三率いる晩成社。
彼らが、豚を持ち込んだことが養豚の始まりだ。

当時、牛は牛乳、馬は農作業の動力で、
貴重なタンパク源として食べられたのが豚だった。

帯広百年記念館 大和田努 学芸員
「依田勉三が『開墾の初めは豚とひとつ鍋』という句を残している。『豚と同じようなものを食べながら、私達も頑張る』というエピソードとして伝わっている」

豚肉は、過酷な開拓を支える貴重なスタミナ源だったのだ。
では、いつ『豚丼』へと進化したのか?
調査は、ついに『始まりの一軒』にたどり着いた。

帯広百年記念館 大和田 努 学芸員
「今もある『ぱんちょう』が(豚丼を)発明したと語り継がれている」

創業93年。
帯広駅前に店を構える『ぱんちょう』が、豚丼発祥の店だ。
しかし、取材には厳しい店としても知られている。

しかし、今回、顔を写さない条件で、特別に取材許可がおりた。
ついに、草分けの豚丼と対面だ。
90年以上守り抜かれた秘伝のタレが黄金色に輝く、これが元祖豚丼だ。

元祖 豚丼のぱんちょう 山田美鶴 店主
「戦争前、祖父が、皆に元気がつくものができないかと考えて、十勝に多くいる豚を使おうと考えた」

創業者の阿部秀司氏は、過酷な気候の中で働く開拓者たちに
活力をつけて欲しいと願っていたという。
精がつく、スタミナのつく食べ物はないか?
そのヒントになったのが、ウナギだった。

元祖 豚丼のぱんちょう 山田美鶴 店主
「スタミナがつくといえばウナギ。試行錯誤の上、出来上がったのが豚丼で、完成までには10年かかったのではないかと」

なんと!豚丼は「鰻への切ない憧れ」が生んだ知恵と想いの結晶だった。
庶民には手が出ない鰻の代わりに、
身近だった豚肉を、ウナギのタレで焼き、
誰もが、手軽に食べられるスタミナ料理を生み出した。
さらに、全国へと広がった理由には、初代の驚くべき決断があった。

元祖 豚丼のぱんちょう 山田美鶴 店主
「祖父は特許を勧められましたが、取らなかったんです。『どうぞご自由に自分なりの豚丼を作ってください』という感じだったので、それで広がって独自の豚丼が完成している」

熱い情熱から生まれた十勝の豚丼。
そこには、無欲な精神と人々を思う優しさが込められていた。

堀内大輝(HBCアナウンサー)
「調査結果です。帯広名物の豚丼は、
 十勝の開拓を支えた『豚肉』を使って、
 ウナギの蒲焼をモデルに誕生したものでした。」

堀内大輝(HBCアナウンサー)
「そして、元祖「ぱんちょう」さんのメニューには、
 もう一つの物語が隠されています!」

世永世奈(HBCアナウンサー)
「メニューのグレードは、松・竹・梅・華の4段階。
 これは、豚肉の枚数の違いですが、
『梅』が『松』よりも上のグレードになっています。」

堀内大輝(HBCアナウンサー)
「これは、戦争中に店を守って、7人の子どもを育て上げた
 創業者の妻『ウメ』さんへの感謝の思いが込められているんです」

調査依頼はこちら↓
http://lin.ee/pYvxEEm
https://www.hbc.co.jp/news/chousatai/

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