東京の秘境に眠る「傾斜43度の謎の軌道」一体なぜここにあるのか?【小林家住宅モノレール】

    今回は、東京都の最西部、豊かな自然に囲まれた「檜原村」の山奥に眠る、
    とある奇妙なレールの謎に迫ります。
    鬱蒼とした山林の中に、突如として現れる1本の鋼鉄製レール。
    その最大傾斜はなんと43度。932パーミルにも及ぶ急勾配。
    日本一の急勾配で知られる大井川鐵道アプト区間の比ではない、文字通りの「壁」のような超激坂なんだ。
    普通なら鉄道を敷くなんてあり得ない過酷な山岳地帯に、
    一体誰が、何のためにこの線路を作ったのか?

    東京都西多摩郡檜原村にある「小林家住宅」(国指定重要文化財)は、標高約750mの「陣馬尾根」の尾根筋にぽつんと建つ、非常に珍 しい山岳民家。
    なぜこれほど不便に思える険しい山の上に民家を構え、生活を営んでいたのか。その理由は、現代の「道路(車)中心の社会」の視点からでは見えない、江戸時代当時の地理的背景と生業(仕事)に紐づく、きわめて合理的な選択にありました。

    その裏には、江戸時代の生活の知恵や地理的要因と、歴史的ドラマが隠されていました。

    ちょっとお出かけしてみませんか?
    歴史や地理的な視点を交えつつ紹介します。

    どうぞご覧くださいませ。

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