【何があるのか?】京都府の山奥にある、謎の宗教エリアに行ってみた

    今回は、京都府の山奥にある、宗教法人が運営する謎エリアに行ってきました。

    出町柳から叡山電車に揺られること約30分。紅葉のトンネルを抜け、蒸気機関車では絶対に登れない50パーミルもの急勾配を這い上がった先にあるのが、天狗が牛若丸(源義経)に剣を授けたと伝わる霊山・鞍馬山です。

    この山を登るのは、なんと日本で唯一、宗教法人が運営する鉄道「鞍馬山鋼索鉄道」。全長わずか207メートルという日本一短いこのケーブルカーは、運賃ゼロ円。切符の代わりに「ご寄進票」を受け取り、足腰の弱い方でも参拝できるようにと敷かれた、営利を目的としない不思議な乗り物でした。

    そして辿り着いた鞍馬寺の本尊は、仏像ではなく「宇宙エネルギー」。尊天と呼ばれるこの世すべてを生み出す力を祀り、650万年前に金星から降り立ったとされる永遠の16歳・護法魔王尊を戴く、天台宗でも真言宗でもない「鞍馬弘教」という唯一無二の宗派です。ただし、その宇宙の教えがまとめられたのは戦後、わずか80年ほど前のこと。千年を超える古刹に近代のオカルト思想が溶け合って生まれた、なんとも奥深い信仰の姿がありました。

    山を下りれば、日本海の鯖を都へと運んだ「鯖街道」であり、京の都に入る一つ手前の宿場町として栄えた鞍馬街道へ。山椒を炊いた木の芽煮と福井・小浜の鯖を合わせた名物の鯖寿司は、一度は閉館しながらクラウドファンディングで蘇った「くらま温泉」で、ミシュラン二つ星の料亭で修行した料理人の手により、今も静かに受け継がれていました。

    宇宙エネルギーの聖地と、鯖を運んだ古の街道。この二つが一つの山に同居する、京都・鞍馬の底知れぬ魅力をぜひご覧ください。

    #京都 #街歩き #鞍馬寺

    24件のコメント

    1. 大好きな鞍馬寺のルポ有難うございます。今度はぜひ鴨川の源流を祀る志明院にも行って欲しいです。

    2. 日本の宗教は本来神仏習合が基本なので、その本質が今もちゃんと残されている場所なんですね 多くの有力寺社が明治維新後の神仏分離により、寺か神社かどちらかにされてしまいましたが、この鞍馬寺が今も体現してる神でも仏でもない摩訶不思議なモノを戦後になって宇宙エネルギーに喩えたということでしょうか?

    3. お盆に大事な人に会いに京都行く予定あるから鞍馬いってみようかな?貴船神社と川床には行ったことあるけど鞍馬寺はないから

    4. ココロ旅道中さんの動画は内容を見るたびにいつも心躍ります!
      先日は南海フェリーも好きっぷで乗船しました

      今回の内容も所々にお茶目なシーンもありとても勉強になりました!

      動画の更新が楽しみなYouTuber第1位のココロ旅道中さんこれからも頑張ってください!

    5. 鞍馬山に行くと だいたい歩いて登って、帰りは杉の根道歩いて貴船の方へ降りていたので、新鮮でした。行ってみようかな。

    6. あっつい日にほんまようおこしやしたなあ…おおきにありがとうさんどす

    7. ココロさん、またまた行き先のチョイスが素敵!✨動画投稿多くて嬉しいです。暑い中、撮影お疲れさまです。

    8. 何時も新しい発見をさせていただいて 有り難うございます😊 関西住まいとしたら 行きたい処が増える一方です

    9. いやこれ、鞍馬温泉さん、撮影許可出して正解ですわ。むっちゃ行って食べたくなるもん。。。。

    10. 京都駅からジョギングで鞍馬寺まで来て、さらに徒歩で上りました。帰りは電車で帰りましたorz

    11. 京都在住ですがナレーションも上手で良く勉強になりました。鯖寿司食べに行きます!
      次回も楽しみにしています。

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